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アストン・ヴィラのPK献上、妥当な判定だったのか？

　UEFAチャンピオンズリーグ（欧州CL）リーグフェーズ第4節、クラブ・ブリュージュ対アストン・ヴィラの試合が現地時間6日に行われ、アストン・ヴィラが0-1の敗戦を喫した。この試合で奇妙なPKを献上することになるが、それは審判のミスであるとDFエズリ・コンサが主張している。英紙『デイリー・ミラー』が報じた。

　問題のシーンは52分、アストン・ヴィラのゴールキックからスタートした際に、アストン・ヴィラのGKエミリアーノ・マルティネスが蹴ったボールを近距離にいたDFタイロン・ミングスが拾い、自分が蹴る形でやり直そうとした。しかし、トビアス・シュティーラー主審はVARで確認した上でハンドと判定。ブリュージュのハンス・ファナーケンがPKを決めて、これが決勝点となり、アストン・ヴィラは0-1の敗戦を喫している。

　試合後、コンサは英メディア『TNTスポーツ』を通じ「僕は一連の流れを見ていない。選手たちが審判に駆け寄ってハンドと言っているのを見ただけだ。あれは試合を台無しにする。ミングスが故意だというなら、なぜ2枚目のイエローカードを出して退場させないのか？それはミスだが、僕たちが犯したいミスではない。ただ、そこから立ち直らなければならない」と述べた。フィールド内でボールを蹴って味方に渡し、それを味方が拾ってやり直すというシーンはよく見られる光景だが、今回はすでにプレーが始まっていたと判定される形となった。英紙『デイリー・ミラー』は「アストン・ヴィラのセンターバックは明らかにアルゼンチン人GKがプレーを再開したことに気づかず、ボールを触ってしまった」と指摘している。