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移籍大成功!? 新天地で輝く欧州日本人6人。新たな舞台で早くも認められているのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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 欧州主要リーグの2024/25シーズンが開幕して2カ月が経過し、夏の移籍が正しかったかどうかの答えが出始めている。今回は、ヨーロッパでプレーする日本人選手を対象に、特に新天地での活躍が目立っている選手をピックアップして紹介する。※各データは11月6日時点の『transfermarkt』を参照。

DF:毎熊晟矢

AZの毎熊晟矢
【写真:Getty Images】

生年月日:1997年10月16日
所属クラブ:AZ(オランダ)
24/25リーグ戦成績:10試合0得点0アシスト

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 毎熊晟矢は、今年夏にセレッソ大阪からオランダのAZに加入した。ヨーロッパ初挑戦ながら、すぐに信頼を勝ち取っている。

 AZは同じく今夏の移籍市場で菅原由勢を放出し、その後釜として毎熊が加入。開幕スタメンの座を勝ち取ると、第2節のNECナイメヘン戦でクラブのマン・オブ・ザ・マッチに選ばれ、オランダ紙『ダ・テレグラフ』の第2節ベストイレブンにも選出されるなど、素晴らしいスタートを切った。

 しかし、AZはUEFAヨーロッパリーグ(EL)が始まると、突如として調子を落とし、リーグ戦では第7節からの5試合で1分け4敗と苦しんでいるところだ。

 毎熊もこの不振の影響を受けており、現地時間11月2日に行われた第11節のフェイエノールト戦ではAZ加入後初めて出場機会がなかった。

 7日にELのフェネルバフチェ戦を控えているため休養が与えられたという見方ができるかもしれないが、オランダ屈指の強豪との大一番でターンオーバーというのは考えにくく、マールテン・マルテンス監督が不振脱出のための策を模索しているとも考えられる。

 毎熊の代わりに右サイドバックを務めたデンソ・カリウスは、U-21オランダ代表に招集されるほどの有望株で、第9節PSV戦、第10節ゴー・アヘッド・イーグルス戦と、2試合連続得点を記録しており、監督が先発起用するのも納得できる成績を残している。

 前任者の菅原は、昨シーズンのオランダ1部リーグで4得点7アシストを記録し、攻撃面でも強烈なインパクトを残していたが、毎熊はここまで得点もアシストも付いていないのは気になる要素かもしれない。

 ヨーロッパ1年目で、オランダの強豪クラブで定位置をつかんでいるだけでも十分に成功と言っていいはずだ。それでも、得点やアシストといった結果を示すことで、さらに評価を高めていきたいところだろう。

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