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明治安田J2リーグの第37節、ジェフユナイテッド千葉対V・ファーレン長崎が3日に行われ、長崎が1−2で勝利した。この敗戦で順位を落とした千葉は、J1昇格プレーオフ進出に向けて最終節での勝利が絶対条件となった。昨年もプレーオフを経験しているGK鈴木椋大がJ1昇格のためにチームに求めたものとは?(取材・文:石田達也)
最高の雰囲気となったフクダ電子アリーナ
「一番大事なものを奪えなかった。そういうゲームだったと思います」。そう小林慶行監督が振り返るとおり悔しい結果となった。
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4位ジェフユナイテッド千葉、5位ファジアーノ岡山、そして6位ベガルタ仙台が同勝ち点で並び、1ポイント差でモンテディオ山形が追う。リーグ終盤戦のJ1昇格プレーオフ争いはデッドヒートの真っ只中でもある。
前節、千葉は藤枝MYFCと対戦し(3−2)2点のビハインドをひっくり返し4位をキープ。一方のV・ファーレン長崎は、3位以上は確定しているものの自動昇格の可能性を残しており、緊張感を伴うビッグマッチを迎えることになった。
千葉は勝ってプレーオフ進出に近づき、長崎は勝ってJ1昇格に望みをつなげる。お互いに一歩も譲れない状況のなか、フクダ電子アリーナは黄色に染まり、クラブ・サポーターが一体となってアウェイチームを迎え、ボルテージは最高潮に達していた。
開始1分、左サイドバック(SB)の佐々木翔悟から対角の右サイドハーフ(SH)の田中和樹にパスが出る。それを前線の小森飛絢がフリックすると横山暁之がシュートを放つが惜しくもサイドネット。
すると2分、左サイドを突破されクロスを送られるとブロックに入った佐々木の手に当たりハンドの判定。守護神・鈴木椋大がPKキッカーのマルコス・ギリェルメのコースを読み切り右に飛ぶが、ボールのスピードとパワーは強く伸ばした手に当たりながらも決められてしまった。先制点を献上した場面を鈴木は次のように振り返った。