アーセナル 最新ニュース
エドゥSDが突如辞任!
現地時間4日、アーセナルのスポーツディレクター(SD)を務めていたエドゥ・ガスパール氏は、突如辞任を発表した。近年のクラブの躍進を支えた重要人物を失うことになるが、いったいなぜこのようなことになったのか。同日、イギリスメディア『Guradian』が真相を報じた。
エドゥSDは2019年7月にクラブのテクニカルディレクター職に就任。その5か月後のミケル・アルテタ監督の招へいをはじめとして、MFマルティン・ウーデゴーア、MFデクラン・ライス、DFベン・ホワイト、そしてDFガブリエル・マガリャインスといったチームの根幹となる選手の獲得に携わり、チーム構成を刷新した。アルテタ監督を中心に、プレミアリーグで優勝争いができるクラブへと変革を遂げたアーセナルだが、エドゥSDも間違いなくその立役者だといえる。
そんな同氏がなぜクラブを去る決断を下したのか。『Guardian』は、決して内部紛争によるものなどではないと説明している。そして、「エドゥ氏はエバンゲロス・マリナキス氏のグループ内で上級職に就くことが決まっており、それはグループ全体を監督する最高経営責任者(CEO)のポストになる可能性もある。このグループにはイングランドのノッティンガム・フォレスト、ギリシャのオリンピアコス、そしてポルトガルのリオ・アベが含まれており、近い将来のさらなる拡大も予想されている」と、次の役職が決まっていることを報じている。
決断の理由については、「アーセナルでの契約条件よりもはるかに高額な報酬を提示されたエドゥ氏は、このCEO就任のオファーをキャリアアップの次の段階だと捉えているように見られる」と、辞任はあくまで自身のフットボール界でのキャリア選択によるものだと伝えている。果たしてキーマンを失ったアーセナルは、どのように補強戦略を立て直していくのだろうか。
【関連記事】アーセナル、最新年俸ランキング1〜20位
冨安健洋の順位は? 欧州日本人、高額年俸ランキング1〜10位
出さなきゃよかった…。アーセナル退団で化けた元アカデミー選手6人 【了】