MF:森田晃樹(もりた・こうき)
【写真:Getty Images】
生年月日:2000年8月8日
所属クラブ:東京ヴェルディ
2024リーグ戦成績:30試合1ゴール3アシスト
今季からJ1初挑戦となった森田晃樹だが、今シーズンの彼のプレーはそれを感じさせないほど冷静沈着だ。
東京ヴェルディの下部組織出身の森田は、そのまま2018年にヴェルディのトップチームへと昇格。2022シーズンからレギュラーへと定着すると、昨季から23歳の若さでチームのキャプテンに就任し、16年ぶりのJ1昇格に大きく貢献した。
J1の舞台でも、森田は躍動。同選手が今季リーグ戦で先発出場した26試合のうち、敗戦は4つしか記録していない。それ以外の9試合で5敗していることを考えると、森田がチームにもたらす力の大きさをひしひしと感じることが出来るだろう。
攻守両面において、その影響は絶大だ。相手のプレスを軽くいなし、高いプレス耐性で試合をコントロールする。創造性あふれるドリブルやパスで何度も局面を打開し、攻撃のキーマンになっている。守備面でも、ときには相手GKまでボールを追うほど意識が高く、高い強度を90分間続けられるスタミナでポゼッションを試みる相手を自由にさせない。
日本代表の中盤は相当な激戦区ではあるものの、そこに割って入れる選手といえるのではないだろうか。