MF:俵積田晃太(たわらつみだ・こうた)
【写真:Getty Images】
生年月日:2004年5月14日
所属クラブ:FC東京
2024リーグ戦成績:31試合2ゴール3アシスト
青赤が誇るドリブラー・俵積田晃太は、「ネクスト三笘」になれる逸材だ。
FC東京の下部組織出身の俵積田は、トップチーム初昇格となった昨季、J1リーグ27試合に出場し2ゴール2アシストを記録。左ウイングのポジションでプレーし、シーズン中盤にはスタメンとして出場を重ね、充実したルーキーイヤーとなった。
今シーズンもここまで同31試合に出場。優れた個人技でチームの攻撃に推進力を生み出すスパイスとなっている。
俵積田の強みはなんといってもドリブルだ。一瞬の加速力で相手の逆を突く技術は三笘薫を連想させる。相手に寄せられても体の軸がしっかりとしているため、簡単にボールを取られない。現在20歳でフィジカルが成長していくことを考えれば、もっと圧倒的なドリブラーになってもおかしくないだろう。
そんな俵積田は世代別代表に選出されたことが無い。現在の日本代表で俵積田のライバルとなるのは、三笘や中村敬斗といった屈指のアタッカーだが、左ウイングバック(WB)は右WBに比べると比較的対抗馬が少ないため、まずは三笘、中村に次ぐ左WB3番手を目指していきたい。