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メンバー発表間近! サッカー日本代表に推薦したい絶好調の10人。サプライズの可能性を秘めるのは?

シリーズ:日本代表に推薦したい選手 text by 編集部 photo by Getty Images

MF:秋山裕紀(あきやま・ひろき)

秋山裕紀
【写真:Getty Images】

生年月日:2000年12月9日
所属クラブ:アルビレックス新潟
2024リーグ戦成績:33試合2ゴール2アシスト

 アルビレックス新潟所属のMF秋山裕紀は、チームの中盤を完全に支配している。

 2019年に前橋育英高校から新潟へと加入した同選手は、アスルクラロ沼津や鹿児島ユナイテッドへのローン移籍を経て、2022年に復帰。同年からはレギュラーとして活躍しており、特に今季はチームの中心に成長し、J1リーグ31試合に出場している。

 ダブルボランチの一角として出場する秋山は、パス精度が武器のMFだ。ポゼッションサッカーを志向する新潟で、ビルドアップからチャンスクリエイトまであらゆる場面に関与し、試合を自チームのペースにもっていくことができる。

 秋山のパス能力の高さはJリーグ屈指のレベルにある。ボールを受けてからパスを出すまでの一連の動作が洗練されており、ボール保持が重要な新潟では攻撃のリズムを作るのに不可欠な存在だ。

 2023年には、スイスの分析グループ『CIES Football Observatory』が選ぶパサートップ100に58位でランクイン。これは日本人トップであり、リバプールのアレクシス・マック・アリスターよりも高い順位となっている。

 スタミナも秋山の魅力だ。ポゼッション時の総走行距離はリーグで2番目に高い数値を叩き出し(Jリーグ公式サイトより引用)、チームの心臓として大事なタスクを担っている。攻守に走れるパサーは現在の日本代表にあまりいないタイプであり、23歳ということを加味しても、今後秋山が代表に選出される可能性は否めない。

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