フットボールチャンネル

フォーカス 11時間前

最も稼いでいるのは? 欧州日本人、最新年俸ランキング1~10位。10億超えの大金を稼ぐサッカー日本代表戦士は?

シリーズ:年俸ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

4位:南野拓実(みなみの・たくみ)

南野拓実
【写真:Getty Images】

生年月日:1995年1月16日
所属クラブ:ASモナコ(フランス)
推定年俸:460万ユーロ(約7.3億円)
24/25リーグ戦成績:9試合1得点1アシスト

 出場機会を与えられない屈辱を味わったリバプール時代を経て、ASモナコで完全復活を果たした南野拓実。欧州日本人選手の最新年俸ランキングでは、推定年俸460万ユーロ(約7.3億円)で4位に食い込んだ。

 ビッグクラブ移籍を目指しながら虎視眈々と爪を研いでいたザルツブルク時代、南野は欧州最高峰の舞台で自身の価値を証明してみせた。

 現地時間2019年10月2日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第2節のリバプール戦(● 3-4)で1得点1アシストをマーク。敵将のpユルゲン・クロップ監督は南野の活躍ぶりに苦笑いを隠そうとしなかった。なお、南野がアシストしたのは当時チームメイトとして共闘し、今では世界屈指のストライカーとなったアーリング・ハーランドである。

 クロップ監督にとって目前で見せつけられた輝きが鮮烈だったのか、2020年1月にはリバプールが南野を完全移籍で獲得。南野にとっては念願のビッグクラブ加入だった。

 しかし、名門・リバプールではなかなか定期的に出場機会を得ることができず。クラブは2019/20シーズンに30年ぶりのリーグ優勝を果たしたものの、途中出場が主だった南野はプレミアリーグ(イングランド1部リーグ)10試合の出場に終わり、得点とアシストは付かなかった。

 夢に見たビッグクラブで思うような活躍ができずに試合勘を失っていた南野がザルツブルク時代の輝きを取り戻したのは、2022年7月に完全移籍したモナコだった。加入2年目の昨シーズンはリーグ・アン(フランス1部リーグ)30試合で9得点6アシストをマーク。2024/25シーズンも9試合で1得点1アシストを記録しており、完全にチームの中心となっている。

 “モナ王”(「モナコの王様」という意味)の愛称を付けられるほどの存在感を示している南野は、挫折を糧にさらなるキャリアの飛躍を遂げていく。

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!