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【写真:Getty Images】
ハーランドの後釜は?
マンチェスター・シティに所属するFWアーリング・ブラウト・ハーランドは、現行契約が27年までとなっている。もっとも契約終了前の退団を希望しているようであり、クラブは放出に備えて後釜獲得にすでに動き出しているようだ。スペインメディア『fichajes.net』などが報じている。
今季プレミアリーグ10試合に出場して11ゴールを記録しているハーランド。UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)でも3試合に出場し3得点をマーク。リーグ、そして欧州チャンピオンを目指すプレミア王者の中でも、今季も圧倒的な成績を残している。
そんな同選手だが、英メディア『Sky Sports』は、「ハーランドは契約満了前にマンチェスターのチームを退団したい意向をシティの首脳陣に伝えたという」と、選手が所属クラブの理事会に対して、退団を希望していることを伝えた可能性があることを報じていた。
そして、スペインメディア『fichajes.net』は、シティはハーランドの後釜としてアイントラハト・フランクフルトに所属するFWオマル・マーモウシュに関心を示していると伝えている。同選手は、今季ブンデスリーガ9試合に出場して10ゴール6アシストを記録。世界的なストライカーであるバイエルン・ミュンヘン所属のハリー・ケイン(11ゴール)と得点王の座を争っている。
同メディアは、「シティの経営陣は、若い才能の育成とプレイ哲学に合う選手の発掘に重点を置いていることで知られている」と前置きし、「ハーランドが退団する可能性がある場合、チームに穴が開く可能性がある。プレス能力とゲーム構築に参加する能力を備えた同選手は、ジョゼップ・グアルディオラ監督が導入したプレイスタイルに完璧にフィットするだろう。またドイツでの経験により、熾烈で競争力のあるペースで知られるプレミアにもすぐにフィットするはずだ。彼の加入は、攻撃面においてバランスと創造性を維持するために不可欠である可能性がある」と、プレミア王者がマーモウシュに関心を示している理由について報じていた。
なお、同選手の市場価値は約4000万ユーロ(約64億円)であるものの、仮にシティが獲得に動く際には約6000万ユーロ(約96億円)を提示する可能性があると伝えており、フランクフルトにとってはかなり重要な経済価値を有する取引になると指摘している。
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