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【写真：Getty Images】

サネがプレミア帰還？

　プレミアリーグ・アーセナルは、バイエルン・ミュンヘンに所属するドイツ代表FWレロイ・サネ獲得に関心を示しているようだ。英メディア『CAUGHTOFFSIDE』は現地時間1日に、アーセナルがドイツ代表のウインガー獲得に動く可能性と同選手に関心を示している他のクラブの存在について伝えている。

　バイエルンに所属するサネは、今夏就任したヴァンサン・コンパニ新監督で序列が低下しており、今季はベンチからの出番が増えている。今季ブンデスリーガでは4試合出場にとどまっており、プレー時間はわずか83分。全ての公式戦を合わせても約249分しかプレーしておらず、出場機会を求めて今冬に移籍を検討してもおかしくはない状況だ。

　そんな中で、アーセナルだけではなく同じプレミアリーグのニューカッスル・ユナイテッドもまた同選手獲得に関心を示していると同メディアは報じている。しかし、「ニューカッスルはサネにとって魅力のない選択肢であり続けている」と指摘しており、仮に移籍するのであればアーセナルを選ぶ可能性が高いようだ。

　記事では、「ミケル・アルテタ監督はサネに非常に興味を持っていると思われる。昨年は獲得のチャンスがなかったが、彼は興味を示していた。しかし今はチャンスがある。アーセナルはチャンピオンズリーグに出場しており、アルテタはシティでサネと働いていた経験があり彼を知っている」と、指揮官がシティにいた時の関係もプラスに働くと言及。

　そして、「これはサネにとってもプレミアリーグに復帰できる大きなチャンスだ。全ての条件を満たす移籍であり、アーセナルは今やチャンピオンズリーグ出場券獲得において信頼できるチームである。国内の主要なタイトル獲得の可能性があることも証明しており、サネは前線に真の競争をもたらすだろう。もっとも重要なのは、過密日程の中でブカヨ・サカにローテーションと休息の機会を与えられることだ」と、クラブと選手双方にとって良い移籍になる可能性を秘めていることから、取引が実現する可能性は十分あることを報じていた。