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Jリーグ 4日前

「右SBは面白いっちゃ面白い」鹿島アントラーズ、三竿健斗が見つけた新しいサッカーの見方。「ボランチの時より…」【コラム】

シリーズ:コラム text by 元川悦子 photo by Getty Images

三竿が「右SBは面白い」と語った理由

 ポイントとなるのは、いい守備からいい攻撃。川崎にはマルシーニョ・三浦颯太という頭抜けた打開力を誇る左サイドのホットラインがある。それを確実に封じ、素早く前線2枚に展開し、サイドも使いながら攻め込んでいくことが肝要だ。そのためにも鹿島の右サイドの守備が非常に重要になる。

 そこで、右サイドバック(SB)に抜擢されたのが、三竿健斗だった。今季9ゴールの濃野公人を負傷で欠く中、中後監督はまず福岡戦で須貝英大を抜擢したが、川崎戦はより強固な守りと戦術眼が必要だと判断したのだろう。日本代表や欧州でのプレー経験のあるこの男にマルシーニョ封じを託したのだ。

「右SBは中学生の時にちょっとやっただけ。中2かな…。前節も途中から少しだけやりましたけど、初めてに近い。でもボランチの時より全体を外側から見れるんで、相手の立ち位置だったりを仲間に伝えることができる。また新たな角度からサッカーを見れるんで、面白いっちゃ面白いです」と本人は意欲的に取り組んでいる。
 

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