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リオ・ファーディナンド氏が新指揮官について語る
マンチェスター・ユナイテッドは11月1日、スポルティングCPのルベン・アモリム監督を新指揮官として招き入れることを正式に発表した。この発表を受けて、元イングランド代表でユナイテッドのOBでもあるリオ・ファーディナンド氏が、エリック・テン・ハフ前監督との違いについて語っている。イギリスメディア『BBC』が報じた。
テン・ハフ監督は、22/23シーズンからユナイテッドを指揮。昨シーズンはプレミアリーグで史上最低となる8位に終わり、解任を求める声も上がった。それでも、FAカップの優勝と理想的な後任候補の不在から、2年間の契約延長が発表され、チームの再建を託されていた。しかし、迎えた今シーズンは、リーグ戦9試合を消化した時点で、勝ち点11の14位に低迷。ついにクラブは、監督交代を決断した。そして、次期指揮官はアモリム監督に正式に決定。クラブの発表によれば、11月11日より合流予定で、それまでアモリム監督はスポルティングでの指揮を続けるという。一方でユナイテッドは、ルート・ファン・ニステルローイ暫定監督が率いることになる模様だ。
45歳になったファーディナンド氏は「もしジョゼップ・グアルディオラが去っていたら、アモリムはシティが注目していた監督だったと思う」と述べ、次のように続けた。「テン・ハフが、アヤックスでやっていたことと似ているところはあるが、アモリムは不調が続いていたクラブを率いたということが違いと言えるだろう。ポルトやベンフィカと競争できず、リーグ優勝にも近づいていなかった。ファンは失望し、舞台裏は混乱していた。アモリムはそこに入り、すぐに彼らの運命、プレースタイル、そして期待値を変えた」。
さらに「アモリムとテン・ハフの2人の最大の違いは、以前プレーしたことがある人や周囲にいた人から聞いた話では、性格とカリスマ性だと思う」と話し、「先日、ナニ(元ユナイテッドのチームメイト)と話をしたんだけど、彼は『リオ、選手達は彼を愛しているし、彼のためにプレーしている。彼を尊敬しているんだ」と言っていた」と明かしている。
そして、「ナニは、『アモリムは非常に率直で直接的だ』と言った。テン・ハフのマネージメントの仕方には一貫性がなかったのかもしれない。こうした問題や選手にアプローチするときは、明確な線引きが必要だ」とファーディナンド氏が、コメントしている。
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