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最初に値段がついたのは? 20年前の日本人、市場価値ランキング1〜10位。日韓W杯の日本代表選手が勢揃い

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

9位:西澤明訓(にしざわ・あきのり)

西澤明訓
【写真:Getty Images】

生年月日:1976年6月18日
所属クラブ:セレッソ大阪
市場価値:100万ユーロ(約1億6000万円)

 ボレーの達人こと西澤明訓(100万ユーロ/約1億6000万円)が9位にランクインした。

 セレッソ大阪や日本代表で数々のゴールを決めてきた西澤だが、最も印象的なゴールの一つとして語り継がれているのが、フランス代表戦で決めたボレーシュートだろう。

 現在はフランス代表監督を務めるディディエ・デシャンやジネディーヌ・ジダンなど錚々たる選手が揃うフランス代表との一戦で、西澤は森島寛晃との凸凹コンビで先発出場した。そして1−1で迎えた後半、左サイドから三浦淳宏があげた右足のクロスボールを、ゴールニアサイドに強烈なボレーシュートで叩き込んだのだ。

 1998年の自国開催のワールドカップ(W杯)を制したことで、世界最高のGKとも呼ばれていたフランス代表のファビアン・バルテズから奪ったこの一撃は世界に衝撃を与えた。

 しかし、その後に挑戦した海外移籍(スペインのエスパニョール、イングランドのボルトン)では目立った活躍はできず。日本に帰国したあとは、キャリアの終盤に清水エスパルスに移籍をしたものの、最後は長い時間を過ごしたセレッソ大阪で2009年のシーズン終了を持って引退している。

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