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最初に値段がついたのは? 20年前の日本人、市場価値ランキング1〜10位。日韓W杯の日本代表選手が勢揃い

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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当サイトでもデータ元として参照している「トランスファーマルクト」。そこで市場価値の査定が始まったのは今から20年前の2004年に遡る。欧州でプレー経験のある日本人選手が対象となった市場価値だが、果たして、最初についた市場価値で最も高額な日本人選手は誰だったのだろうか? トップ10の選手たちをランキング形式で紹介する。

10位:藤田俊哉(ふじた・としや)

藤田俊哉
【写真:Getty Images】

生年月日:1971年10月4日
所属クラブ:ジュビロ磐田
市場価値:100万ユーロ(約1億6000万円)

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 10位にランクインした藤田俊哉(100万ユーロ/約1億6000万円)の市場価値が上がった要因のひとつは、当時黄金時代を築いていたジュビロ磐田での活躍があげられるだろう。

 1997年から2003年までの7年間で、リーグ優勝3回、2位が3回と圧倒的な成績を誇っていた磐田において、藤田は中心選手の一人だった。

 特に1998年のリーグ戦では17得点をあげるなど、中盤の選手でありながら高い得点能力を兼ね備えるチャンスメイカーとして輝きを放っていた。しかし、日本代表では特出した実績は残せていない。

 ジーコが日本代表の監督を務めていた2003年には、海外での実績を積むためにオランダのユトレヒトに期限付き移籍をしたが、当時の日本代表で絶対的な存在として君臨していた黄金のカルテッド(中田英寿、中村俊輔、小野伸二、稲本潤一)の牙城を崩すまではいかず。

 オランダから帰国したあとは、磐田の黄金時代も終焉を迎えており、名古屋グランパス、ロアッソ熊本を経由し、最後はジェフユナイテッド千葉で2011年シーズン終了後に引退をしている。

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