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バルセロナ、FFP問題で選手の放出を迫られる?今夏獲得のオルモを優先しDFガルシアを売却か「人員整理が必須」

text by 編集部 photo by Getty Images

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【写真:Getty Images】

バルサが選手を放出しなければいけない理由

 財政難とファイナンシャル・フェアプレー(FFP)問題に直面しているバルセロナ。今冬には現在怪我で長期離脱しているDFエリック・ガルシアを売却して、財政的な問題を一時的に解決する見込みのようだ。 スペインメディア『fichajes.net』が現地時間1日に報じている。

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 ハンジ・フリック新監督のもとで今季絶好調のバルセロナは、CBイニゴ・マルティネスとCBパウ・クバルシが守備の要となり大活躍している。今後、アンドレアス・クリステンセンやロナルド・アラウホなどが怪我から復帰した場合、DF陣の陣容はより厚くなる見込みだ。

 そんな中で、エリック・ガルシアは今季公式戦9試合に出場し、プレータイムは448分と負傷の影響はあるものの出場機会が限定されている。また、ラ・リーガのFFP規則では全選手を登録できるよう人件費を軽減し収支を均衡させる必要があるが、バルセロナはこれがうまくいっていない。今夏獲得したダニ・オルモ登録のためには多額の契約金と年間拠出金の増加を含むナイキとの契約が前提だったが、契約締結は未だ完了していない状況だ。

 同メディアは、「ダニ・オルモのような選手の登録を確保し、ラ・リーガの財政需要を満たすために人員整理を行う必要に直面しているバルサにとって、1月にガルシアを売却する可能性がますます現実的になった」と指摘し、「収支を均衡させる必要があり、24歳のガルシアの移籍を財政面とスポーツ面の目標を達成する機会とみなしている。ガルシアがレンタルでプレーしていたジローナは同選手の復帰の可能性に関心を示しているようだ。さらにレアル・ベティスも守備の強化を図るため、ガルシアをチームに加える可能性も検討している」と、財政的な問題を解決するために、今冬でのガルシア放出が濃厚になりつつあると報じている。

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