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バルセロナ、来年1月までにFFP問題は解決できるのか？

　財政難とファイナンシャル・フェアプレー（FFP）問題に直面しているバルセロナに衝撃が走った。頼りにしていたナイキとの契約が難航しているため、バルセロナに所属するスペイン代表MFダニ・オルモを登録できなくなる可能性があると、スペインメディア『フットボール・エスパーニャ』が報じている。

　オルモは今年8月にライプツィヒから移籍金6000万ユーロ（約96億円）で加入し、バルセロナと6年契約を結んだ。今季は公式戦5試合に出場し、ラージョ・バジェカーノ戦から3試合連続でゴールを記録している。今後の活躍も期待されているが、予想外の事態が発生したことで、プレーできなくなる可能性が浮上した。

　ラ・リーガのFFP規則では総人件費の上限を超えないよう調整することが必須となっている。それを考慮し、オルモを獲得するに当たり、多額の契約金と年間拠出金の増加を含むナイキとの契約が前提だった。しかし、同メディアによると、契約締結は早くても来年1月に延期されたという。それでも同メディアは「当初契約が完了する予定だった日から6ヶ月が経過したが、新たな契約の兆しはまだない」と伝えており、実現する見通しは立っていない。その結果「オルモかアンドレアス・クリステンセンのどちらかを登録するのに十分な給与枠はあるが、現状では両方を登録することはできない。パウ・ビクトルもリスクのあるもう1人の選手。バルセロナがこの問題を解決するには少なくとも2ヶ月かかる」と報じ、現状では人員整理が必須との見解を示した。