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【写真:Getty Images】
シティのターゲットとは
プレミアリーグのマンチェスター・シティは、来夏の移籍市場におけるメインターゲットとして、バイエル・レバークーゼンに所属するドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツの獲得を検討しているようだ。スペインメディア『fichajes.net』は同選手獲得にシティが動く理由と移籍の実現可能性について報じている。
レバークーゼンに所属する同選手は、昨季リーグ戦32試合に出場し11ゴール11アシストを記録。チームのブンデスリーガ無敗優勝を成し遂げる原動力となった。今季もすでに8試合に出場し4ゴール1アシストを記録しており、ヨーロッパでも最も有望な若手選手の一人として多くのチームが注目している存在だ。
そんな同選手獲得に動く可能性が高いと報じられたのが、プレミアリーグ王者のシティだ。同メディアは、「プレミアリーグとの法的な問題が続いているにもかかわらず、シティは移籍戦略を練っている。そして、1億ポンド(約160億円)の価値があるバイエル・レバークーゼンのMFに注目しているようだ」と述べた上で、「情報筋によれば、グアルディオラ監督のスタイルに完璧に適応する選手をチームに補強するという考えであり、ヴィルツはそのプロフィールに完璧に適合しているようだ」と、チームスタイルにマッチしていることから獲得を検討していると報じていた。
一方で財務違反によってプレミアリーグと裁判になっていることにも言及しており、「制裁を受ける可能性があり、移籍計画に影響を与える可能性は高い」と指摘したものの、「クラブは今のところ補強戦略を変えるつもりはない。来シーズンの目標に向けて取り組み続けている」と、来夏の移籍市場に向けてのクラブのスタンスについて言及している。
もっとも同選手に対しては他のチームも関心を示しているようであり、移籍が実現するかどうかは「複雑になる可能性がある」と伝えていた。ドイツメディア『シュポルト・ビルト』は、バイエルン・ミュンヘン、レアル・マドリード、アーセナル、そしてシティとヨーロッパの数々のビッグクラブが獲得レースに参入する可能性があると報じており、来夏までの同選手の動向に注目が集まりそうだ。
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