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サッカー界には数多くの名将が存在する。戦術を駆使する者、マネジメントに秀でた者など、その特徴はさまざまだ。ただ、共通してるのはそこには選手が存在するということ。どんな選手を獲得し試合で起用するかが監督としての実績に大きく影響する。今回は世界の名将たちが選手獲得にどれほどのお金を使ってきたかをランキング形式で紹介する。(データは『transfermarkt』を参照)
4位:マッシミリアーノ・アッレグリ
【写真:Getty Images】
生年月日:1967年8月11日
現職:フリー
選手獲得に費やした総金額:14億2000万ユーロ(約2272億円)
最も高額な移籍金の選手:クリスティアーノ・ロナウド(1億1700万ユーロ/約187億2000万円)
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当ランキング6位のアントニオ・コンテからユベントス監督の座を引き継ぎ、セリエA3連覇中だったチームを8連覇まで導いたマッシミリアーノ・アッレグリが4位にランクインした。
アッレグリはこれまでに2度ユベントスの指揮官に就任している。第1次政権が2014/15シーズンから2018/19シーズンまで、第2次政権が2021/22シーズンから2023/24シーズンまでである。この合計7シーズンの間にさまざまな選手を獲得している。
最も高い買い物はクリスティアーノ・ロナウド(1億1700万ユーロ/約187億2000万円)だが、2位のゴンサロ・イグアインも9000万ユーロ(約144億円)と高額な移籍金が発生している。イグアインにここまでの大金が支払われた理由は、2015/16シーズンの驚異的な得点数にある。
当時ナポリに所属していたイグアインはリーグ戦で36得点をあげる活躍を見せ、ユベントス加入1年目も24得点と全盛期を迎えていた。
第2次政権内では、ドゥシャン・ヴラホヴィッチ(8350万ユーロ/約133億6000万円)とブレーメル(4690万ユーロ/約75億400万円)を高額な移籍金で獲得しており、アッレグリが去った今でもユベントスの攻守でそれぞれ存在感を発揮している。
現在はフリーの身であることから、次の就任先がどこのクラブになるのかは気になるところだ。選手としても監督としてもイタリア国外に出たことがないことを考えると、やはり次もセリエAのクラブになるのだろうか。
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