「トップ選手になるには…」「そういうのは一番、やってはいけないなって」
「ビルドアップのところでもっと存在感を出さないといけないと思うんです。やはり守っているだけではつまらない選手になってしまうと思うし、トップ選手になるにはもっと攻撃のところで貢献しないといけない。以前はミスをしないようにバックパスをしていたんですけど、最近は簡単にバックパスするのは相手からしたら嬉しいだろうなと。そういうのは一番、やってはいけないなと思って。味方は上手いし、ボールを欲しい選手も多いので、もっと前に出せるように練習したいと思っています」
こういった変化が出てきているからだろうか。ピッチ上でも以前のような新人という雰囲気ではなく、チームの一員として認められてきた印象を受ける。
キール戦でもCBコンビを組んだジェフ・シャボーと積極的にコミュニケーションを取るシーンが見られれば、前線からデニズ・ウンダフやエル・ビラル・トゥーレが降りてきてパスの出しどころをチェイスに要求している場面も見られた。「ウンダブにもっと喋れと言われてて、そういうところはもっとやらないといけない」と苦笑いしたが、それはチームメイトからの信頼を得てきている証拠だろう。
そして、その自覚をしっかりとチェイスも認識している。選手や監督から信頼されてピッチに立っているからこそ、もっと自信を持ってプレーしなければいけないと前を向いた。