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「チャンスがあるたび逃した」フェイエノールトFW上田綺世を元蘭代表FWが厳しく評価「目立った活躍はない」【海外の反応】

text by 編集部 photo by Getty Images

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フェイエノールトの上田綺世
【写真:Getty Images】

上田に厳しい評価

 サッカー日本代表FW上田綺世が所属するフェイエノールトは、エースストライカーのサンティアゴ・ヒメネスが負傷で長期離脱している。上田にチャンスが回ってきている状況だが、現状ポジションを奪うような活躍は見せれていないようだ。オランダメディア『FCUPDATE』が、上田の現状を報じている。

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 ヒメネスが負傷離脱したことで、チャンスが回ってきている上田。直近3試合連続ゴールを決めるなど一定の活躍はしているものの、やはりエースストライカーと比べると物足りないと思われているようだ。

 元オランダ代表のヴィム・キーフト氏は、「上田はチャンスがあるたびに、それを逃した。(UEFAチャンピオンズリーグ)ジローナ戦では2度のチャンスを逃した。ヒメネスもこれまでのところ素晴らしいプレーをしていないが、静かに回復に取り組むことができる。メキシコ人選手の調子が良ければ、上田を恐れる必要はない」と、現状ヒメネスは復帰するとすぐに、ポジションを取り戻すことができると上田に対して厳しい評価を下していた。

 同メディアは、「日本人選手は今後数カ月間、負傷したヒメネスの代役として注目されることになるが、これまでのところ目立った活躍はない。当面は上田が代役を務めるだろうが、日本代表選手にとって物事はうまくいっていない」と言葉を続けている。

 上田に対して常に厳しい目線が向けられている理由は、同選手がサークル・ブルッヘからフェイエノールトに移籍した際の移籍金が「クラブ史上最高額」の1000万ユーロ(約16億円)だからだ。ストライカーのポジションで起用されている限り、クラブ史上最高額の男という肩書きがある上田はアシスト、そしてゴールという結果を残し続けなければ評価されないだろう。直近のリーグ戦は負傷の影響で欠場してしまった上田は、今後周りの評価を覆してヒメネスからポジションを奪うことができるだろうか。

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【了】

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