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日本で見たい! 現在フリーの大物選手6人。今冬にチャンス!? 世界で活躍してきた男たち

text by 編集部 photo by Getty Images

DF:シモン・ケアー

元デンマーク代表DFシモン・ケアー
【写真:Getty Images】

生年月日:1989年3月26日
前所属クラブ:ACミラン
2023/24シーズン リーグ戦績:20試合0ゴール

 母国デンマークのミッティランでプロキャリアをスタートさせたシモン・ケアー。長きにわたって同国代表として活躍したDFは、これまでにイタリア、ドイツ、フランス、トルコ、スペインと渡り歩き、行く先々で最終ラインのリーダーとしてクオリティを示してきた。

 今年の6月まではACミランに在籍しており、昨シーズンはセリエA20試合に出場して高いスタッツを記録した。データサイト『FotMob』によれば、ケアーは「90分あたりのブロック数」と「90分あたりのクリア数」でチーム内トップの数字を出しており、リーグ戦2位に輝いたチームの重要な戦力であったことが分かる。

 また、2018/19シーズンのセビージャでも同様に守備面で高いスタッツを記録していることから、環境や文化が変わっても変わらず実力を発揮できることを証明済みだ。『FotMob』によると、ケアーは同シーズンの「90分あたりのブロック数」と「90分あたりのクリア数」においてチーム内トップの成績を記録している。

 なお、同選手の去就について、デンマークメディア『Indkast.dk』が現地時間23日に「サウジアラビアのアル・アハリが興味を示している」と報じており、財力のあるクラブがすでに目を付けているようだ。しかしデンマーク人が活躍した下地があるという意味ではJリーグも負けてはいない。

 現在名古屋グランパスで活躍するキャスパー・ユンカーは昨季リーグ戦16ゴールを記録し、今年6月に浦和レッズを退団したアレクサンダー・ショルツはDFリーダーとして確固たる地位を築いていた。過去には同国のレジェンドであるミカエル・ラウドルップがヴィッセル神戸に在籍した例もある。

 世界トップクラスのフィールドで活躍し、なおかつ異なる環境への適応力も高いケアーも、難なく日本のサッカーに溶け込めるだろう。

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