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高ければ100億円を超えるサッカー界の移籍金。しかしワールドクラスの選手であっても無所属であれば、そこに掛かる費用はゼロである。今回は夏の移籍市場を終えてもなお、いまだフリーの大物プレーヤーを6人紹介する。資金力でトップクラブに劣るJリーグのチームはチャンスだ(出場記録などのデータは『transfermarkt』を参照)
DF:セルヒオ・ラモス
【写真:Getty Images】
生年月日:1986年3月30日
前所属クラブ:セビージャ(スペイン)
2023/24シーズン リーグ成績:28試合3得点
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元スペイン代表DFセルヒオ・ラモスは、2021年3月に行われたコソボ代表との一戦でナショナルチームのキャップ数180試合を達成した。この記録は同国代表選手として歴代最多であり、ラ・ロハの一員としてUEFA EURO 2008、2010 FIFAワールドカップ・南アフリカ大会、UEFA EURO 2012制覇に大きく貢献した。
また、2005年から2021年まで在籍したレアル・マドリードでは、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)3連覇を含む22タイトルの獲得を経験。ラ・リーガの最優秀DFには通算で5回選ばれており、最高峰のクラブの歴史上でも稀な実績と才能を持つ選手である。
昨シーズンはアカデミー時代から育った古巣セビージャでプレーしたが、1年限りで退団した。
現在38歳。戦力にならなかったからクラブを去ったわけではない。データサイト『FotMob』を参照すると、昨季のラモスは凄まじい活躍を見せている。90分当たりのパス成功数(ロングボールを含む)、インターセプト数、90分あたりのクリア数、90分あたりのブロック数においてチーム内トップの成績を残した。
ラ・リーガでこれだけの実力を発揮できるDFリーダーだ。イタリアメディア『トゥットスポルト』によれば、ユベントスが獲得を狙っているという話もある。現実的に考えると、Jのクラブが契約を勝ち取るにはあまたの強豪に競り勝たなければならないかもしれない。
とはいえ、かつてスペイン代表のチームメイトだったアンドレス・イニエスタ、ダビド・ビジャ、フェルナンド・トーレスらが日本でプレーした経験がある。可能性はゼロではないはずだ。