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日本版バロンドールは誰? 23/24、日本人活躍度ランキング1〜10位。最も輝いた日本人選手は?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

2位:伊藤洋輝

シュトゥットガルト所属の伊藤洋輝
【写真:Getty Images】

生年月日:1999年5月12日(25歳)
所属クラブ:バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)
23/24リーグ戦成績:26試合0得点2アシスト(シュトゥットガルト)

 伊藤洋輝は、2023/24シーズンにドイツのシュトゥットガルトで活躍し、チームのブンデスリーガ2位フィニッシュに貢献した。

 2021年夏にシュトゥットガルトに加入した伊藤は、年々チームでの存在感を強めた。2023/24シーズンはシーズン序盤に主に左サイドバックを務め、その後、チームが3バックに変更してからも主力としてプレーを続けた。シュトゥットガルトのリーグ戦の失点数は、優勝したレバークーゼンに次ぐ2位タイであり、守備の堅さがチームの躍進に大きく影響した。

 ブンデスリーガのシーズンベストイレブンなどには選ばれていないものの、『transfermarkt』の市場価値は2023年6月に1000万ユーロ(約16億円)だったものが、1年間で3000万ユーロ(約48億円)に上昇した。ドイツの名門バイエルン・ミュンヘンが、2350万ユーロ(約37.6億円)の移籍金を投じて獲得したことも、伊藤の評価の高さを示している。

 シュトゥットガルトのセバスティアン・ヘーネス監督は以前から伊藤の能力を高く評価しており、「彼は素晴らしいDFで、将来的にはヨーロッパのトップクラブに行けるだけの力がある」とリーグ公式サイトで称賛していた。監督の言葉通り、伊藤は大きな飛躍を遂げることになった。

 バロンドールは伝統的に攻撃的な選手が受賞することが多いタイトルだが、2023/24シーズンにおいて、伊藤が日本人選手の中で屈指の活躍を見せたことは間違いない。

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