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日本版バロンドールは誰? 23/24、日本人活躍度ランキング1〜10位。最も輝いた日本人選手は?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

5位:伊東純也

伊東純也
【写真:Getty Images】

生年月日:1993年3月9日(31歳)
所属クラブ:スタッド・ランス(フランス)
23/24リーグ戦成績:31試合3得点7アシスト

 フランスのスタッド・ランスでプレーする伊東純也は、2023/24シーズンのリーグアンで31試合に出場し、3得点7アシストを記録した。

 伊東は2022年夏にスタッド・ランスに加入して以来、不動のレギュラーとして活躍を続けている。2022/23シーズンと比較すると得点は6から3に減少したが、アシスト数は5から7に増加。データサイト『Sofascore』によると、2023/24シーズンのビッグチャンス創出数はリーグトップの19を記録し、常に相手にとって脅威となる存在であったことが分かる。

 2024年1月に開幕したAFCアジアカップ2023では、大会期間中に一部メディアが性加害の疑惑を報じたことにより、途中離脱を余儀なくされたが、クラブに戻ってすぐに活躍。アジアカップ期間中の3試合を除いて、リーグ戦31試合全てに先発出場した。能力の高さに加えて、周囲の雑音にも惑わされない強い精神力を示したシーズンと言えそうだ。

 その精神的な強さについては、当時チームを指揮していたウィル・スティル監督も称賛している。伊東が決勝点を挙げて勝利したリーグアン第26節メス戦後に、「彼は精神的に強く、自分に忠実だった。自分を疑わず、落ち込んだりしなかった。彼は現在、最高の日本人選手のひとりだ」とコメントしていた。

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