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【写真:Getty Images】
サウサンプトンはDF補強?
サッカー日本代表DF菅原由勢が所属する、プレミアリーグ・サウサンプトンは開幕から1分8敗で苦しい状況が続いている。特に崩壊気味の守備面の問題を重く見た首脳陣は、今冬にもDF補強に動く可能性があるようだ。クラブ専門メディア『SAINTSMARCHING』が現地時間26日に報じている。
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今季2部から昇格したサウサンプトンは、開幕9試合を消化した段階で1分8敗勝点1。早くも最下位に転落しており、このままの状況が続くと再び2部降格もありうるという状況だ。特に問題なのは、まだ9試合しか戦っていないにもかかわらず19失点と崩壊気味の守備面だろう。今季すでにプレミアリーグの5試合で3失点しており、チームとして守備に問題を抱えている。
また、第8節のレスター・シティ戦で相手の危険なタックルを受けた菅原は負傷退場しており、第9節のマンチェスター・シティ戦ではベンチ入りしていたもののピッチには立っていない。同メディアは、同じく負傷している守備的MFウィル・スモールボーンと菅原の負傷は、「大きな痛手となっている」と言及していた。
同メディアは、「キャプテンのジャック・スティーヴンスは、レッドカードによりサウサンプトンのリーグ戦4試合を欠場しており、好調を維持するのに苦労している。有望なディフェンダーのロニー・エドワーズ、ネイサン・ウッド、フアン・ラリオスは今シーズンまだプレミアリーグでプレーしていないため、シーズンを通してプレー時間は少なくなるだろう」と述べた上で、「シーズン後半に向けて信頼できるディフェンス陣を形成するために、1月の移籍期間に経験豊富なプレミアリーグのディフェンダーを短期契約で獲得することを検討すべきだ」と、負傷者の存在とまだプレミアで経験の浅い選手たちを考慮すると、DF陣に経験豊富な選手を投入してテコ入れすべきだと強調している。
そして具体的な補強候補として、かつてサウサンプトンに在籍しており現在はフリーのDFセドリック・ソアレスの名前をあげている。同選手はサウサンプトンで138試合に出場しており、過去2シーズンはアーセナルに所属していた。昨季は、ローンでプレミアリーグのフラムでもプレーしている。記事では、菅原に次ぐ右サイドバックの控えとして適任であるとも伝えており、仮に日本代表選手が今回のように怪我をした場合のバックアップメンバーとして獲得すべきだと考えていたようだ。
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