リバプール最新ニュース
世界屈指のビッグクラブであるリバプールは、過去に数多くの大物選手を獲得してきた。もちろんその中には大成し、チームに欠かせない選手たちもいるが、一方で期待に応えられず、獲得時を大きく下回る金額で売却せざるを得ない選手たちもいた。今回は、クラブ史に残る大損移籍をピックアップして紹介する。
エル=ハッジ・ディウフ(元セネガル代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:1981年1月15日
獲得額:1500万ユーロ(約24億円)
放出額:480万ユーロ(約7.7億円)
差額:1020万ユーロ(約16.3億円)
エル=ハッジ・ディウフは、2002年の日韓ワールドカップで快進撃を見せたセネガル代表の一員として活躍し、同年のアフリカ年間最優秀選手に選出。大会終了後にリバプールへと加入することになった。
しかし、レッズでディウフはあまり輝くことが出来ず、2シーズンでリーグ戦3ゴール10アシストとウイングのプレイヤーとしては物足りない成績に終わった。そして、03/04シーズン終了後にリバプールを退団している。
わずか2シーズンのみの在籍となったディウフだが、同選手はチームの輪を乱すという点でも不良債権となっていた。チームの大黒柱であったスティーブン・ジェラードとの仲は特に悪く、ジェラードは自身の自伝でディウフについて「ディウフはアンフィールドで一緒にプレーした中で最悪の選手」と述べている。
ディウフはジェラードのこの発言に対して「ジェラードは代表で何も成し遂げていない」と『So Foot』のインタビューで述べている。さらに、ジェイミー・キャラガーに対しても「彼は利き足がなかった。彼がマージ―サイドで生まれていなかったら、彼のキャリアは築かれなかっただろう」と『beIN Sports』のインタビューでリバプールのレジェンドにケンカを売りまくっている。チームのレジェンドに暴言を吐かれたリバプールとしては、ディウフとの契約は大失敗といっていいだろう。
【関連記事】補強ド下手くそ!? リバプール歴代大損移籍(1)
補強ド下手くそ!? リバプール歴代大損移籍(2)
補強ド下手くそ!? リバプール歴代大損移籍 全紹介
【了】