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このレベルで選外!? サッカー日本代表招集外メンバーの市場価値ランキング11〜20位。まだいるぞ! 海外で奮闘中の男たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

13位:坂元達裕(さかもと・たつひろ)

坂元達裕
【写真:Getty Images】

生年月日:1996年10月22日
所属クラブ:コヴェントリー・シティ(イングランド)
市場価値:250万ユーロ(約4億円)
24/25シーズン成績:8試合0ゴール0アシスト

 高校サッカーの名門・前橋育英高等学校出身の坂元達裕(250万ユーロ/約4億円)が13位にランクインした。高校の同期には現在J1で活躍する岡村大八(北海道コンサドーレ札幌)や鈴木徳真(ガンバ大阪)、渡邊凌磨に小泉佳穂(ともに浦和レッズ)と錚々たるメンバーが揃っていた。

 東洋大学を経て加入したモンテディオ山形や、その後に移籍をしたセレッソ大阪では右サイドを主戦場にレギュラーとして活躍すると、2022年1月にはベルギーに海外移籍を果たすことになる。

 ただ、移籍先のKVオーステンデでは試合にこそ出場するものの、得点という目に見える結果を残すことはできず、所属期間の1年半の間に市場価値は微量だが下降傾向を辿っていた。

 そんな坂元の転機は2023年の夏に訪れる。ステップアップ先として選んだコヴェントリー・シティはイングランドの2部リーグではありながら、強度も技術も高い選手が揃っており、坂元はその地で目覚ましい活躍をすることになった。

 リーグ戦29試合に出場し7得点2アシストという数字を残すと、加入時は100万ユーロ(約1億6000万円)だった市場価値は250万ユーロ(約4億円)まで上昇した。

 ひとつ残念だったのは、ここまで調子の良いシーズンだったにも関わらず、リーグ終盤戦の約2ヶ月間は背中の怪我で長期離脱をすることになってしまったことだ。試合数に換算すると12試合。この怪我がなければ坂元の市場価値はもっと上がっていたかもしれない。

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