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出さなきゃよかった…。チェルシー退団で化けた元アカデミー選手(5)2部で覚醒→ビッグ6入り! ノリに乗る点取り屋

シリーズ:退団で化けた元アカデミー選手6人 text by 編集部 photo by Getty Images

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世界最高峰の強者が揃うプレミアリーグにおいて、アカデミー出身選手が活躍する場は限られてきている。今夏も多くの有望株が育ったクラブを離れる決断をしているが、退団してから成功を収めた選手もこれまでに多数存在する。今回はその前例として、チェルシーを退団してから大ブレイクしたアカデミー出身選手を紹介する。

FW:ドミニク・ソランケ(イングランド代表)

イングランド代表FWドミニク・ソランケ
【写真:Getty Images】

生年月日:1997年9月14日
所属クラブ:トッテナム
在籍期間:2004年~2017年

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 今夏の移籍市場でボーンマスからトッテナムへと渡ったストライカーも、かつてはチェルシーの下部組織に所属していた。昨季のプレミアリーグで19得点3アシストを記録した実力者だが、チェルシーではトップチームでの出場がなかった。

 ソランケは2014/15シーズンのUEFAユースリーグで9試合に出場して12ゴールを記録し、世代別のイングランド代表でもその都度エースの働きを見せていたが、トップチームではなかなか結果が出なかった。2017年7月から1年半在籍したリバプールでも、公式戦28試合に出場して1ゴール1アシストにとどまっている。

 その後移籍したボーンマスは2部降格を経験するが、チャンピオンシップの舞台こそがソランケを成長させた。2020/21シーズンはリーグ戦42試合15ゴール8アシスト、翌2021/22シーズンは46試合29ゴール7アシストという圧巻の成績を残す。以降はボーンマスのストライカーとして最前線に君臨し、プレミアリーグの舞台でも躍動した。

 そして、チェルシー退団からおよそ7年、そのパフォーマンスには6500万ポンド(約123.5億円)の値が付き、今夏トッテナムにステップアップ。9月21日のブレントフォード戦では待望の移籍後初ゴールが生まれており、今後のさらなる活躍にも注目が集まる。

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【了】

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