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解任されたロベルト・マンチーニ氏が語った内容とは?
サウジアラビアサッカー協会(SAFF)は現地時間24日、同国代表のロベルト・マンチーニ監督との契約を双方合意の上で解除したと発表した。イタリア紙『Il Messaggero』は25日、FIFAワールドカップ(W杯)26アジア最終予選の4試合を終えた時点で更迭されることとなったマンチーニ氏のコメントを掲載している。
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59歳のマンチーニ氏は、母国のイタリア代表監督を退任した直後の2023年8月にサウジアラビア代表監督に就任した。しかし、就任から約半年で迎えたAFCアジアカップカタール2023では、ベスト16で韓国にPK戦の末に敗れて敗退。9月に幕を開けたアジア最終予選でもホーム3試合で2分1敗と結果が出ず、勝ち点3を獲得した中国戦でも低調な出来だった。そうした状況でも、日本代表も属するグループCで2位のオーストラリアと勝ち点5で並ぶ3位には位置していたが、志半ばで解任された。
同メディアによれば、解任されたマンチーニ氏は次のように語ったという。「サウジアラビアでは忍耐が必要だ。特に、現地の選手がクラブでレギュラーとしてプレーできなくなった今はそうだ。指揮を執る監督達は優秀だが、(選手たちの)トップレベルでのサッカーにおける大きな経験が不足している」
続けて「外国人選手の増加によって様々な障害が生まれ、リーグ戦でレギュラーで出場している選手は50%にも満たなかった」と、潤沢な資金力を活かして自国のクラブに実績のある選手を招き入れているサウジアラビアの現状を嘆いた。なお、後任には元フランス代表のジネディーヌ・ジダン氏や韓国代表を率いていた経験があるユルゲン・クリンスマン氏、元ブラジル代表指揮官のチッチ氏などが候補に挙がっているようだ。
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