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【写真:Getty Images】
マンチーニ監督解任
サウジアラビアサッカー連盟(SAFF)は24日、ロベルト・マンチーニ監督と双方合意のうえで契約を解除したことを発表した。米メディア『TheAthletic』が報じている。アジア最終予選真っ只中の解任劇であり、後任監督については様々な名前があがっていた。
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23年8月にサウジアラビア代表指揮官に就任したマンチーニ監督。新体制で臨んだAFCアジアカップカタール2023においては、グループステージを突破したもののラウンド16で韓国代表に敗れている。その後、FIFAワールドカップアジア2次予選は突破したものの、タジキスタン代表にドロー、ヨルダン代表に敗北しており暗雲が漂っていた。
さらに今年9月から始まった最終予選でもチームは不安定な状態であり、ホーム3試合で2分1敗。唯一の勝利も格下中国代表との試合であり、試合終盤にかろうじて逆転弾を奪うという内容的には苦しいものだった。アジア最終予選4試合を消化した段階で1勝2分1敗の勝点5で3位につけている中、サウジアラビアサッカー連盟は名将との別れを決断した形になる。
マンチーニ監督の解任が発表されるニュースに先立ち、イタリアメディア『Corriere della Sera』は、サウジが元フランス代表のジネディーヌ・ジダン氏の招へいを検討していると報じていた。またその他にも、韓国代表を率いていた経験があり、アジアでの戦いを知っているユルゲン・クリンスマン氏。マンチーニ監督の前に同国を率いていた、エルヴェ・ルナール氏なども候補にあがっているようだ。
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