7位:マーカス・エドワーズ(元U-20イングランド代表)
生年月日:1998年12月3日(25歳)
推定年俸:138万ユーロ(約2.2億円)
24/25リーグ戦成績:4試合1得点0アシスト
スポルティングCPの背番号10を背負うマーカス・エドワーズは、チームで7番目に高額な138万ユーロ(約2.2億円)の年俸を受け取っている。
イングランド人のエドワーズは、トッテナムのアカデミーで育ち、17歳だった2016年にはEFLカップ(現カラバオ・カップ)でトップチームの試合にも出場したが、正式に昇格することはできず、複数の期限付き移籍を経て、2019年にポルトガルのヴィトーリアSCに完全移籍した。ここで活躍したことが評価され、2022年1月に移籍金775万ユーロ(約12.4億円)でスポルティングCPに加入している。
ヴィトーリアSC時代の年俸が16万ユーロ(約2560万円)だったエドワーズは、スポルティングCP加入後も存在感を発揮し、2022/23シーズンにはリーグ戦で7得点9アシストを記録。168cmの小柄な体格ながら、細かいステップで相手DFを次々とかわすドリブル技術が特徴で、右サイドからの攻撃で多くの得点に絡んだ。
しかし、翌2023/24シーズンは4得点5アシストとやや成績を落とした。出場試合数は33試合から26試合に、プレータイムは2265分から1346分に大幅に減少。その主な原因は、フランシスコ・トリンコンやペドロ・ゴンサウヴェスとのポジション争いにより、試合途中から投入される切り札的な役割に回ったことだ。
今シーズンは第3節のファレンセ戦で1得点を挙げているが、ここまで先発での起用はなく、第6節以降は負傷で離脱している。夏の移籍市場ではトッテナム復帰やサウジアラビアへの移籍もポルトガルメディアが話題にしていただけに、将来は不透明と言えるだろう。