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2024シーズンの明治安田J2リーグではザスパ群馬が苦しんだ。34試合を消化した時点での勝ち点は17で、勝利は3つしかない。すでに来季のJ3降格が確定している。そんなザスパ群馬のように、過去にJ2で散々な成績に終わったクラブはいくつもある。今回は、J2でボロボロだった主なチームを紹介する。※成績は『J.League Data Site』を参照
ザスパクサツ群馬(2017年)
【写真:Getty Images】
2017シーズン成績:5勝5分32敗(勝ち点20)
監督:森下仁志
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2024シーズンの明治安田J2リーグで最下位に沈んでいるザスパ群馬は、クラブの呼称が「ザスパクサツ群馬」だった2017シーズンにも苦汁を嘗めている。
シーズン開幕前から、群馬は厳しい状況に置かれていた。乾大知、瀬川祐輔、中村駿、吉濱遼平といった面々が退団したことで、戦力が大幅にダウン。日本体育大学を卒業した高井和馬や、元韓国代表のカン・スイルのような期待の持てる新戦力もいたが、チームにどこまでフィットするか未知数の部分が大きかった。
新シーズンに対する漠然とした不安は、開幕節の大敗で早くも現実のものとなる。V・ファーレン長崎に0-4で敗れると、そこから一気に6連敗。第12節・ロアッソ熊本戦を2-1で制して初白星を挙げるまで、リーグ戦11試合連続未勝利が続いた。一時は順位を20位まで上げたものの、第20節終了時に再び最下位に転落してからは一度もそこから脱出できず。第37節終了時点でJ3降格圏の21位以下でシーズンを終えることが確定した。
21位以下が確定した東京ヴェルディ戦後には、ファンの怒りが爆発。スタジアムではフロントを批判する横断幕が掲げられた。結局、2017年12月3日に栃木SCがJ3リーグ終了時点で2位に入って翌シーズンのJ2昇格を決めたことにより、群馬のJ3初降格が決定。クラブは公式サイトに掲載した声明文の中で「非常に悔しく、無念です」と、ファンをはじめとする支援者に謝罪した。
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