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浦和レッズが残留に向けた大きな勝ち点3を獲得

明治安田J1リーグ第25節（延期分）の浦和レッズ対柏レイソルが23日、埼玉スタジアムで行われた。両チーム勝ち点39で並び、残留に向けた重要な一戦を迎えた。4連敗中で16位の浦和は、ブライアン・リンセンやサミュエル・グスタフソンが先発入り。一方で4試合負けなしの17位の柏は、細谷真大や関根大輝がスタメンに名を連ねた。

　本来であれば8月7日に予定されていたが、雷雨の影響により未消化となっていたこの一戦。残留に向けての大一番となった。序盤は後方から丁寧にパスを繋ぐ浦和に対し、柏はブロックを敷き、奪ってからのカウンターを狙うという展開に。

　柏は、前半終了間際にFW木下康介がゴールに迫るシーンは作ったが、得点には至らず。対する浦和は、相手ゴールを脅かすような決定機を作れずに、前半は0-0で折り返す。

　後半に入ると柏ペースで試合が進む。木下やマテウス・サビオがシュートを放ち、徐々に浦和を押し込んでいく。しかし、最初に決定機を迎えたのはホームチーム。

　リンセンがバイタルエリアでボールを持った渡邊凌磨のパスを受けて、右足を振り抜いたが、GK松本健太が好セーブ。60分にこの試合初めての決定機を迎えた浦和だったが、ゴールとはならなかった。その後は、チアゴ・サンタナや中島翔哉の投入により、一転して浦和が押し気味に試合を進める。

　このまま引き分けに終わるかと思われたが、後半アディショナルタイムに浦和がPKを獲得。これをサンタナが決めきり、1-0で浦和が勝利。大きな勝ち点3を獲得している。