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【写真：Getty Images】

バルセロナもアルフォンソ・デイビスの獲得を目指す？

　バルセロナは現地時間23日、UEFAチャンピオンズリーグ（欧州CL）のリーグフェーズ第3節でバイエルン・ミュンヘンと対戦する。この一戦を前に、スペインメディア『Mundo Deportivo』は、去就が注目されているバイエルンのDFアルフォンソ・デイビスのバルセロナ移籍の可能性について報じている。

　23歳のA・デイビスの契約は、2025年6月30日までとなっており、今後の動向に関心が集まっている。契約最終年を迎えているカナダ代表DFは、破格の給与を求めているとされており、バイエルンとの契約延長交渉は難航。そのため、フリーでレアル・マドリードへの移籍が取り沙汰されている。しかし、改善傾向にはあると見られているものの、依然として財政的に苦しい状況が続いているバルセロナも、移籍金なしで獲得できる快速SBの獲得を目指している模様。

　同メディアは「バルサが、デイビスの決断に大きな影響を与える可能性があると考えているのは、ハンシ・フリックがバイエルン時代にデイビスを指導し、ドイツ人監督がウィンガーから左SBに転向させたことだ」と記し、「バルセロナは、デイビスが契約を更新しない場合、監督と選手の間の信頼関係が意思決定の鍵になると考えている」と、バルセロナがマドリーとの争奪戦に勝利する鍵に、フリック監督の存在を挙げている。23日の試合でスペイン代表FWラミン・ヤマルとのマッチアップも注目されているA・デイビスだが、自身のキャリアにおいてどのような決断を下すのだろうか。