UEFAチャンピオンズリーグ（欧州CL）最新ニュース

【写真：Getty Images】

バロンドール受賞でも納得？

　UEFAチャンピオンズリーグ（欧州CL）リーグフェーズ第3節、レアル・マドリード対ドルトムントの試合が現地時間22日に行われ、ホームのレアルが5-2で逆転勝利を収めた。この試合でハットトリックを達成したFWビニシウス・ジュニオールに称賛の声が集まっている。スペインメディア『Relevo』が23日に報じた。

　前半終了時点で、アウェイチームのドルトムントが2点をリードしていたこの試合。ドイツのクラブが23/24シーズンの欧州CL決勝のリベンジを果たすかと思われたが、60分のDFアントニオ・リュディガーのゴールを皮切りに、一挙5得点を奪取。レアルは、まさに“マドリディスモ”と言える驚異的な勝負強さを見せつけた。一際輝きを放ったのは、試合終盤の86分に圧巻の80メートルドリブル弾を決めた背番号7、ビニシウスだ。

　『Relevo』は、レアルのスポークスマンを務めるレジェンドのエミリオ・ブトラゲーニョのコメントを紹介。「ビニシウスには、もはやライバルがいないことが証明された。彼のプレーは、3度の世界王者に輝き、1000ゴール以上を奪い、世界の誰もが認めるサッカーの王様、ペレを彷彿とさせた」。その発言に対して同メディアは、「その比較は、誰にとっても常軌を逸したものではなかった。ビニシウスはすでに、現時点で世界最高の選手であり、歴史にその名を残す偉大な選手たちの後を追っている」と正当な評価であるとし、絶賛している。