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もっと使ってくれ…。サッカー日本代表で不遇の選手6人。層の厚さからなかなか出られていないのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

FW:伊東純也(スタッド・ランス/フランス)

伊東純也
【写真:Getty Images】

生年月日:1993年3月9日
24/25リーグ戦成績:8試合2ゴール2アシスト

 日本のサッカーファンは何度、FW伊東純也の重要性を理解させられただろうか。その存在がもたらす影響力の大きさに、毎試合のように驚かされる。

 森保ジャパンの右サイドを支えてきた伊東は、AFCアジアカップカタール2023を性加害疑惑報道と刑事告訴をきっかけに途中離脱。ピッチ外の問題で代表活動から離れることになってしまった。

 しかし、伊東は9月に代表活動に復帰するとすぐさま素晴らしいパフォーマンスを披露してくれた。

 復帰戦となった中国代表戦(7-0)では、途中出場ながら1ゴール2アシストと大暴れ。右サイドからの攻撃には、やはり伊東のスピードを生かしたドリブル突破と、正確なチャンスメイクが不可欠であることを証明した。

 素晴らしい活躍を見せる伊東だが、その起用法には疑問が残る。なぜなら、同選手は代表復帰以降、一度も先発起用されていないからだ。

 伊東は右ウイングバック(WB)を主戦場に、代表復帰後ここまで4試合では途中出場。森保一監督は、基本的に堂安律を右WBで先発させ、伊東をベンチに控えさせている。戦術的な理由で逆足の選手を配置したいのかもしれない。

 しかし、先発に相応しいインパクトを残しているのは伊東の方ではないだろうか。

 先日行われたサウジアラビア代表戦(2-0)では1アシストの活躍を残し、ゴールは生まれなかったもののオーストラリア代表戦(1-1)では鋭いクロスで相手の脅威になっていた。

 遠藤航や守田英正らと同様に、伊東はその存在が日本代表の勝利に直結する。伊東はジョーカー起用ではなく、先発起用されるべきチームの主軸で間違いないだろう。

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【了】

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