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このレベルで選外!? サッカー日本代表招集外メンバーの市場価値ランキング1〜10位。虎視眈々とメンバー入りを目指す男たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

5位:佐野航大(さの・こうだい)

佐野航大
【写真:Getty Images】

生年月日:2003年9月25日
所属クラブ:NECナイメヘン(オランダ)
市場価値:500万ユーロ(約9億円)
24/25シーズン成績:7試合1ゴール0アシスト

 NECナイメヘンに所属する佐野航大が市場価値ランキング5位に入った。同選手の市場価値は500万ユーロ(約9億円)となっている。

 同選手は米子北高等学校の1年次から背番号10を背負い、鳴り物入りでファジアーノ岡山へと加入。岡山では高卒1年目から出場機会を得て、中盤やサイドハーフなど、マルチポジションでプレー。在籍した2シーズンでリーグ戦48試合に出場し、2023年シーズン終了後にNECナイメヘンへと移籍した。

 J2から2年でのステップアップとなった佐野は、オランダの地でも躍動する。昨季は第18節からスタメンの座を譲ることなく出場を重ね、シーズンラスト2試合では連続でゴールを記録した。今季も開幕戦で得点をマーク。ウイングが本職ではあるものの、所属クラブではダブルボランチの一角で出場することもあり、成績以上に価値のある選手に成長している。

 その成長ぶりは市場価値にも表れており、佐野が記録した500万ユーロはNECナイメヘンの中でも2番目の数字。同クラブでともにプレーしている日本代表の小川航基よりも高い数値となっている。

 パリオリンピック(五輪)でのメンバー入りは叶わなかったものの、A代表初招集も秒読み段階といえるだろう。

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