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【写真：Getty Images】
鎌田所属パレス監督は解任寸前？
クリスタル・パレスのオリバー・グラスナー監督の立場が危うい。日本代表MF鎌田大地が所属する同クラブは、今季リーグ戦で1試合も勝てておらず、歴史的な不振に陥っている。選手や監督の努力が実り、状況は好転するのか。それとも、監督解任とチームの刷新は不可避なのだろうか。イギリスメディア『Guardian』が現地時間22日に現状を伝えた。
現地時間21日に行われたノッティンガム・フォレストとの一戦、パレスは20本のシュートを放つものの、1-0で敗れてしまう。これでリーグ戦は8試合連続の勝ちなしとなり、降格圏の18位に沈んでいる。特に深刻なのが得点力不足で、リーグ最低の5得点しか決められていない。グラスナー監督は、「解決策は、フォーメーションを変えることなのかもしれない。ピッチにもっとゴールを決められる選手が必要だ。そして我々は自信の欠如から、ファイナルサードでしばしば誤った判断を下している。選手達も人間であり、今は彼らを抱きしめてあげるべき時なのだ」と、攻撃陣の奮起を見守る意向を示していた。
また、同メディアは、「フランクフルトで現監督と師弟関係を築き、現在チーム最高年棒を受け取っている鎌田大地は、MFマイケル・オリーセがバイエルンへ抜けた穴を埋められていない。今年の2月にグラスナーが就任して以降のリーグ戦において、オリーセが不在のときは、たった1度しか勝てていないのだ」と、鎌田が主力級の働きを見せられていないことを指摘。選手特性が大きく異なるため、単純に同じプレーを求めるのは酷ともいえるが、果たして鎌田を中心に新たなスタイルを構築して、チームを再建することができるだろうか。
次の代表期間までに行われるリーグ戦の相手は、強豪トッテナム、勝ち点で並ぶウォルバーハンプトン、そして難敵フラム。グラスナー監督とパレスの今後を占う重要な試合となる。仮に解任となった場合、後任にはグレアム・ポッター氏、デイビッド・モイーズ氏、さらには元イングランド代表監督のガレス・サウスゲート氏の名前も挙がっているが、1か月後、どうなっているのだろうか。
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