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記憶から消したい…。アーセナル、21世紀最悪の選手10人。呪われた9番、W杯優勝メンバーも

シリーズ:21世紀最悪の選手10人 text by 編集部 photo by Getty Images

DF:マテュー・ドゥビュシー(元フランス代表)

マテュー・ドゥビュシー
【写真:Getty Images】

生年月日:1985年7月28日
在籍期間:2014年夏~2018年冬
獲得額:1500万ユーロ(約24億円)
クラブ通算成績:30試合2得点1アシスト

 間違いなくアーセン・ヴェンゲルはアーセナルの功労者だ。ただ、最後にいくつかの課題を残したままチームを去ったのも事実で、2016/17シーズンは5位で終えたことによりUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権の獲得に失敗。チームが下降線を辿っている中での退任となった。

 その原因の一つとなったのが最終ラインの高齢化と選手層の薄さだ。特に右サイドバック(SB)のレギュラー問題は、2014年夏にバカリ・サニャがマンチェスター・シティへと移籍して以降はなかなか解決しなかった。

 本来はサニャと入れ替わる形でアーセナルに加入したマテュー・ドゥビュシーがその穴を埋めるはずだった。同選手は2014年夏に行われたブラジルワールドカップ(W杯)でフランス代表のレギュラーとしてプレーしており、ニューカッスルでもプレミアリーグを経験積みとフィットする条件が揃っていた。

 ところがアーセナル加入後は足首の靭帯損傷や肩の脱臼、ハムストリングの負傷など、立て続けに長期離脱を経験。最もプレミアリーグに出場することができたのが、2014/15シーズンの10試合と、レギュラー候補として期待されていた選手としては明らかに物足りない結果に終わった。

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【了】

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