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【写真:Getty Images】
冨安放出論
アーセナルに所属する日本代表DF冨安健洋が、再び負傷離脱することが決まった。ミケル・アルテタ監督が会見で冨安の負傷と離脱について認めている。現地メディア『DailyExpress』は現地時間19日に、負傷離脱が続く同選手を放出すべきかどうか、アーセナルの決断について報じていた。
今季開幕前に行われたプレシーズンマッチ直前に、膝の負傷で長期離脱した冨安。現地時間4日に行われたプレミアリーグ第7節のサウサンプトン戦で、ようやくシーズン初のベンチ入りを果たしていた。84分に途中出場で久しぶりのピッチに立っていたが、アディショナルタイムを含めると約15分程度のプレーで再び負傷してしまったようだ。
チームを率いるミケル・アルテタ監督は、「(離脱期間が)長くはならないと期待しているが、復帰時期と、ピッチでの負荷や衝撃にどう反応するかを見極める必要がある。我々は彼を必要としている」と、復帰まで約13週間かかったプレシーズンマッチでの負傷とは異なり、今回は離脱が長引かない可能性があることも示唆している。なお負傷箇所については明言していない。
同メディアは、「アーセナルは日本代表選手について難しい決断を迫られるかもしれない」と題して、「またしても負傷したことで、彼の将来を巡る不快な話し合いに直面する可能性がある。このDFは監督にとって頼りになる補強選手と思われていたが、不安定な負傷記録がチームへの参加を妨げている。これまでの3シーズン、治療室にいる間にかなりの期間欠場しており、今シーズンは今のところ1回しか出場していない」と、負傷離脱が何度も繰り返されていることを強調。
そして、「アルテタ監督は信頼の姿勢を見せているが、彼が常に出場できないことはチームにとって心配な問題だ。クラブはタイトル獲得までの20年にわたる道のりに終止符を打ち、多方面で競争したいのであれば先発メンバーとベンチの両方に信頼できる選手陣を必要としている」と言葉を続け、「日本代表選手がアーセナルの努力に貢献できないのであれば、監督とチームは夏に決断を迫られるだろう」と、放出を検討しなければならない段階に至っていると指摘していた。
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