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【写真:Getty Images】
冨安再び負傷
アーセナルに所属する日本代表DF冨安健洋が、再び負傷離脱することが決まった。ミケル・アルテタ監督が会見で冨安の負傷と離脱について認めている。アーセナル専門メディア『DAILYCANNON』は現地時間18日に、負傷離脱を繰り返す冨安の現状について厳しい結論を下していた。
今季開幕前に行われたプレシーズンマッチ直前に、膝の負傷で長期離脱した冨安。現地時間4日に行われたプレミアリーグ第7節のサウサンプトン戦でようやくシーズン初のベンチ入りを果たすと、84分に途中出場で久しぶりのピッチに立っていた。しかし、アディショナルタイムを含めると約15分程度の出番だったが、この試合で再び負傷してしまったようだ。
チームを率いるミケル・アルテタ監督は、「(離脱期間が)長くはならないと期待しているが、復帰時期と、ピッチでの負荷や衝撃にどう反応するかを見極める必要がある。我々は彼を必要としている」と、今回の負傷離脱は長くならない可能性もあることを示唆していた。なお負傷箇所については明言していない。
同メディアは、「今回の負傷は、ピッチにいる時間よりもリハビリに多くの時間を費やしているように感じる、フラストレーションの溜まるサイクルの新たな一章となった」と述べた上で、「度重なる欠場はフラストレーションを募らせるだけでなく、アーセナルの選手層の厚さと守備の安定性にも悪影響を及ぼしている」と、負傷が多すぎることを指摘。
そして、「出場機会がこれほど不安定な選手に頼ることを正当化するのはますます難しい。冨安のアーセナルでの負傷歴は悲惨さを物語っている。アーセナルは彼の不在により何度も適応を余儀なくされ、ミケル・アルテタ監督の守備ローテーション計画に支障をきたした。今季、この日本代表選手は7月に膝の負傷でシーズン最初の10試合を欠場し、当初数週間と思われていた離脱期間は、13週間近くにまで延びた。復帰は短期間で、現在は治療室に戻っている。厳しい現実は、アーセナルには負傷による不調で常に貢献が妨げられる選手を抱え続ける余裕がないことだ。この最新の負傷により、アーセナルは守備面のニーズを見直し、補強を検討せざるを得なくなるかもしれない」と、冨安を放出すべき段階まで至っていると厳しい評価を下していた。
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