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一番ヤバいのは!? J1リーグ、降格危険度ランキング1〜6位。サバイバルを生き残るのは…。

シリーズ:降格危険度ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

3位:北海道コンサドーレ札幌

北海道コンサドーレ札幌

【写真:Getty Images】

リーグ順位:19位(勝ち点29)
未消化試合数:5試合

 降格危険度ランキング3位には、北海道コンサドーレ札幌を選んだ。言うまでもないがランキング上位3クラブは、現在J2降格圏に沈む札幌、サガン鳥栖、ジュビロ磐田である。

 等しく降格の危険があるという点では、この3クラブの中で順位をつけることは不適当かもしれない。しかし、“鳥栖や磐田と比較して”札幌は残留の可能性がやや高いと判断して3番目に高い危険度とした。

 その理由は、札幌のリーグ後半戦の結果と、残りの対戦相手のラインナップにある。

 前半戦はかなり低調なパフォーマンスだった札幌だが、後半戦では大きな取りこぼしは少ない。残留争いのライバルである鳥栖、磐田、京都サンガF.C.との直接対決で軒並み勝利し、ヴィッセル神戸、FC町田ゼルビアから勝ち点1を奪うことに成功している。

 札幌には残り5試合が残されている。うち2試合は同じく残留を争う湘南ベルマーレと柏レイソルとの対戦だ。彼らも死に物狂いで勝利を狙ってくることは間違いないが、ここで札幌が勝利すると残留がぐっと近づく。

 そのためには、次節名古屋グランパス戦、第35節セレッソ大阪戦で勝ち点を積み上げることが前提となる。

 なぜなら、現時点で札幌とJ1残留圏の勝ち点差は9。名古屋戦、C大阪戦で勝ち点を積み上げてようやく、ライバルとの直接対決2試合分が残留争いに影響を与えるようになるからだ。

 これが「取らぬ狸の皮算用」にならないためには、目先の2試合で結果を出す必要がある。あまりにも絶望的な状況だが、札幌は奇跡の逆転残留を掴み取ることはできるだろうか。

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