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一番ヤバいのは!? J1リーグ、降格危険度ランキング1〜6位。サバイバルを生き残るのは…。

シリーズ:降格危険度ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

4位:京都サンガ

京都サンガ

【写真:Getty Images】

リーグ順位:17位(勝ち点38)
未消化試合数:6試合

 かつて孫子は「死地に陥れ、然る後に生く」と言ったが、図らずも京都サンガはJ1残留を目指すリーグ終盤戦の戦いで、この言葉を体現するかもしれない。

 京都は、今季前半戦を19試合3勝5分11敗の19位という苦しい時間を過ごした。しかし、後半戦ではここまで7勝3分3敗と成績ががらりと好転している。

 そのきっかけを作ったのが夏にチームの一員となったFWラファエル・エリアスだ。期限付き移籍によって加入したブラジルFWはリーグ戦10試合10ゴールと大爆発。原大智、マルコ・トゥーリオとともにリーグ最強クラスの3トップを構成し、チームを残留圏まで引っ張り上げた。

 だが、残留を盤石なものにするためには解決しなければならない課題もある。

 それが失点数の多さだ。ここまで32試合で53失点を喫しており、毎試合のように乱打戦を演じている。それでも得点を奪えるからこそ、ここまで順位を上げてきたわけだが、リーグ終盤戦ではその甘さが自分たちの首を絞める可能性がある。

 なぜなら、京都には残り6試合で上位陣との対戦が多く待ち受けているからだ。

 6試合中5試合が、首位・サンフレッチェ広島、3位・FC町田ゼルビア、4位・鹿島アントラーズ、8位・東京ヴェルディ、10位・川崎フロンターレと、トップハーフのチームとの試合。次節は唯一、ボトムハーフのサガン鳥栖と対戦するが、背水の陣を敷く鳥栖は侮れない。

 残りの試合の難易度が高いという点で、京都を降格危険度ランキング4位とした。残留確定に向けて、まずは残留争いの直接対決となる次節で勝利することが絶対条件だ。

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