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季節は秋になり、明治安田J1リーグは「優勝争い」と「残留争い」が激化する終盤戦に突入している。今季は下位3クラブがJ2に自動降格するという厳しい条件だが、J1に生き残るクラブはどこになるのか。今回は「降格危険度ランキング」と題して、残留争いに巻き込まれた下位クラブの終盤戦を展望する。※情報はすべて10月19日時点。スタッツはデータサイト『Transfermarkt』を参照。
6位:柏レイソル
【写真:Getty Images】
6位:柏レイソル
リーグ順位:16位(勝ち点39)
未消化試合数:5試合
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J2降格危険度ランキング6位には、柏レイソルを選んだ。チームは現在勝ち点39でリーグ17位につけている。
残留争い中のチームの中で、柏が有利であると考えられるポイントは2つ。未消化試合数と、その対戦相手との相性だ。
柏は現時点で5試合を残しており、残留争いのライバルである湘南ベルマーレやアルビレックス新潟などよりも多い。京都サンガF.C.とジュビロ磐田も5試合を残しているが、前者は上位陣との対戦が多く、後者はそもそも残留圏との勝ち点差が4ある。
柏が残す対戦相手の中で、トップハーフのチームはFC町田ゼルビアとヴィッセル神戸の2チームのみ。中位以下のクラブが多い。今季のそれぞれのチームとの対戦成績は3勝1分2敗と悪くなく、ここで勝ち点を積み上げることができれば、残留争いを抜け出し中位浮上もあり得るだろう。
だが、逆に言えば、柏が比較的やり易い相手に勝ち点を取りこぼせば話は変わってくる。
柏は、リーグ15位から20位のいわゆる「残留争いに巻き込まれたチーム」の中で最も得点数が少ない。直近のリーグ戦3試合は1勝2分と悪くない結果だが、奪ったゴールは。得点力不足が顕著だ。
残留の可能性は高いと見られるが、柏がそれを確定させるためには、点を取って試合に勝たなければならない。FW陣の奮起が求められている。