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【写真:Getty Images】
アーノルド獲得に2クラブが名乗りをあげる
イングランド代表DFでリバプールに所属するトレント・アレクサンダー=アーノルドには、根強い移籍の噂がまとわりついている。英メディア『TEAMTALK』は現地時間18日に、これまでレアル・マドリードが同選手移籍先の本命と言われていたところに、新たな2クラブが名乗りを上げたと報じていた。
リバプールのアカデミー出身でありアイコン的存在でもあるアーノルドは、現行契約が1年を切っている。来夏には契約満了を迎えるということもあり、契約更新の噂だけではなく、新天地に活躍の場を移すのではといった見方も多い。実際に、同選手とクラブが契約更新に向けて動いているという確かな情報はなく、多くのビッグクラブがイングランドの誇る才能に注目している状況だ。
そんな中、常に移籍先の候補としてあげられていたのがスペインの名門マドリーだ。移籍市場に精通しているファブリツィオ・ロマーノ氏も自身のSNSにて、「アーノルドは、3月に明らかになったように、レアル・マドリードが注視するトップオプションの1人である」と言及しており、同クラブからの強い関心が引き続きあることを伝えている。
しかし、同メディアによると、アーノルド獲得にマドリーのライバルであるバルセロナとドイツ最大のクラブであるバイエルン・ミュンヘンも関心を示し始めたようだ。記事では、「リバプールは地元出身のスーパースターを引き止める戦いに直面している」と、マドリーだけではなくヨーロッパの2つのメガクラブが獲得レースに名乗りをあげたことを報じていた。
もっとも、ロマーノ氏によるとアーノルドはリバプールとの交渉を「優先」しているようだ。しかし、これは必ずしも合意を意味しているわけではないようであり、「仮に合意に至らずフリーエージェントになった場合、レアル移籍に近づくのは確実だ。マドリーは彼を高く評価している」と、リバプールとの契約交渉がうまくいかなかった場合はマドリーが同選手の移籍においてポールポジションにあることを伝えている。
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