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【写真:Getty Images】
トッテナムが買収のターゲットに?
プレミアリーグの名門、トッテナムに買収の噂が持ち上がっている。英メディア『CAUGHTOFFSIDE』は現地時間18日に、同クラブが買収される可能性とそれに関与しているであろう人物を痛烈に批判する、元イングランド代表スタン・コリモア氏のコメントを伝えている。
トッテナムに買収の噂が持ち上がった。それに関与していると言われているのが、英出身の女性実業家アマンダ・ステイヴリー氏だ。ステイヴリー氏は、21年に行われたサウジアラビア公共投資基金(PIF)が支援を行っているコンソーシアム(共同事業体)による、ニューカッスル・ユナイテッド買収の立役者だ。そのため、同氏は中東と強い繋がりがあると言われている。
同メディアは、「アマンダ・ステイブリーはフットボール界に寄生する新しいタイプの寄生中だ。本当にそう思う」と、ステイヴリー氏を痛烈に批判するコリモア氏のコメントを紹介した上で、ありうる買収のシナリオについて次のように記していた。
「彼女は明らかに非常に賢い。何十億ドルも持っていないが、そのお金を使って大きな資産を持つ人々と非常に強いコネを持っている。トッテナムへの投資の噂は、彼女にとって非常に迅速かつ効果的な方法で巨額の利益を得ることになるだろう。中東の実業家がまず少量の株を買い、それから徐々にトッテナム全体を買収するという、敵対的買収の可能性があると見られている理由は理解できる。最近のニュース報道では、7億ポンドで12.5%、その後カタールが全ての株式を買収するまで残りのパーセンテージを買い占めていくという」
また、サウジアラビアがトッテナムに関心を示していることについては、「理にかなっている。彼らはロンドンに拠点を置き、世界一ではないにせよ国内最高と言える素晴らしいスタジアムを持っている。彼らは有名で歴史のあるチームだが、ピッチ上での彼らのパフォーマンスは、人々が正当に期待できるものから大きく外れている」と言及している。
そして、「(トッテナムの)ジョー・ルイスとダニエル・レヴィ会長は、60億ポンド(約1兆1,750億円)という途方もない金額を提示されるかもしれないが、アマンダ・ステイブリーは、比較的少額の自己資金を投入するだけで、驚くほどの金額を手にして立ち去ることになるだろう」と、今後のあり得る流れについて予想していた。
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