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ジェラール・ピケ氏が試合数について見解を語る

　バルセロナやスペイン代表で活躍したジェラール・ピケ氏が、増え続けている試合数について自身の見解を示し、各国のリーグ戦を「16クラブでリーグを開催すべきだと伝えなければならない」と語った。スペインメディア『MARCA』が、現地時間17日に報じている。

　以前から多くの選手や監督が訴える事態となっている試合数増加の問題。今季はUEFAチャンピオンズリーグ（欧州CL）やヨーロッパリーグ（EL）がフォーマットの変更により試合数が増加した。来夏には、32チーム制で行われるFIFAクラブワールドカップも開催される予定となっており、欧州のトップクラブは、これまでよりも10試合ほど多くの試合をこなすことになる。そうした状況の中、すでに前十字靭帯断裂などの重傷を負う選手も増加している。

　ヨーロッパ最大規模のスポーツビジネスイベントであるリーダーズウィークに参加したピケ氏は、「試合数は減らされるべきだ。全てのリーグに電話をかけ、20チームではなく16クラブでリーグを開催すべきだと伝えなければならない」と語り、「試合が多すぎて、選手たちは『今けがをしている』と叫んでいるのが目立つ。3日ごとに試合があり、夏には休む時間もない」と指摘した。

　続けて「私はUEFAの人々に聞いてみたい。なぜこのUEFAネーションズリーグを作ったのか。追いかけるのが難しい大会だし、FIFAが今やっているクラブワールドカップについても同じことを言いたい」と言及し、「彼らがもっと収入を得たいというのは理解できるが、サッカーのためには、もっと少ない試合で、よりプレミアムで独自の体験ができるようにする方がはるかに良いと思う。観客を楽しませるのも簡単になるし、選手も試合が減る」と自身の見解を示している。