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大ブレイク中!? 日本人選手、最新市場価値アップ額ランキング1〜10位。今年評価爆上がり中なのは?

シリーズ:市場価値アップランキング text by 編集部 photo by Getty Images

4位:冨安健洋(アーセナル/イングランド)

冨安健洋

【写真:Getty Images】

生年月日:1998年11月5日
市場価値の増加額:500万ユーロ(約8億円/16.7%UP)
市場価値の変動:3000万ユーロ(約48億円)→3500万ユーロ(約56億円)
24/25リーグ戦成績:1試合0得点0アシスト

 日本屈指のDFである冨安健洋は、2024年1月時点で3000万ユーロ(約48億円)の市場価値が付いていたが、その後、さらに500万ユーロ(約8億円)上昇し、3500万ユーロ(約56億円)となっている。

 冨安は2018年1月にアビスパ福岡からベルギーのシント=トロイデンに加入した。当時の市場価値は35万ユーロ(約5600万円)だったが、そこからメキメキと力を付け、2019年夏に移籍金700万ユーロ(約11.2億円)でボローニャに加入。2シーズンにわたってイタリアで経験を積み、2021年夏に移籍金1860万ユーロ(約29.7億円)でアーセナルに加わった。

 アーセナル加入後の冨安は、熾烈なポジション争いと度重なる負傷の影響で、常時プレーしているわけではない。それでも、出場するたびに高い評価を得るパフォーマンスを見せてきた。2023/24シーズンはプレミアリーグで22試合に出場。主に左サイドバックを担当し、リーグ優勝を争ったチームで重要な役割を担った。

 圧倒的な能力がある冨安の唯一の懸念材料は、やはり負傷だ。今シーズンもケガで出遅れ、リーグ戦第7節のサウサンプトン戦に途中出場して復帰を果たしたところだが、この試合でひざを痛めたと報じられており、また戦列を離れるかもしれない。

 負傷離脱を繰り返しながらも市場価値を上昇させてきた冨安。まだ25歳という若さを考慮すれば、コンディションさえ万全であれば、さらに価値を高める可能性もあるはずだ。

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