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大ブレイク中!? 日本人選手、最新市場価値アップ額ランキング1〜10位。今年評価爆上がり中なのは?

シリーズ:日本人市場価値アップ額ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

6位:町田浩樹(ユニオン・サン=ジロワーズ/ベルギー)

ユニオン・サン=ジロワーズの町田浩樹

【写真:Getty Images】

生年月日:1997年8月25日
市場価値の増加額:400万ユーロ(約6.4億円/66.7%UP)
市場価値の変動:600万ユーロ(約9.6億円)→1000万ユーロ(約16億円)
24/25リーグ戦成績:10試合0得点0アシスト

 2024年1月の市場価値が600万ユーロ(約9.6億円)だった町田浩樹は、最新のアップデートで1000万ユーロ(約16億円)に上昇した。

 鹿島アントラーズの下部組織で育った町田は、2022年1月にユニオン・サン=ジロワーズに加入したときの市場価値が85万ユーロ(約1.3億円)だった。2022/23シーズン前半戦は負傷で出場できず、ヨーロッパ初挑戦後もなかなか市場価値を上げられずにいたが、2023/24シーズンはチームの主力として活躍し、2023年6月時点で200万ユーロ(約3.2億円)だった市場価値が急激に上昇した。

 現在の市場価値1000万ユーロは、ベルギー1部リーグに所属する日本人選手として最高額であり、リーグ全体でも7位となっている。サッカー日本代表の10月シリーズでは、冨安健洋と伊藤洋輝が不在の中、アグレッシブな守備と丁寧なビルドアップで存在感を示し、市場価値だけでなく、パフォーマンスも急速に向上していることがうかがえる。

 190cmの長身を武器に対人守備にも安定感がある町田だが、鹿島のトップチーム昇格時は線が細く、頼りない印象があった。さらに、プロ2年目には前十字じん帯断裂の大けがを経験。順風満帆なキャリアではなかったが、課題が見えるたびに乗り越えてきた町田は、いよいよ日本屈指のセンターバックに成長したと言えるだろう。

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