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次回は招集外に? サッカー日本代表、立場が厳しい選手6人。分厚い選手層とシステム変更の影に隠れる男たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

FW:大橋祐紀(おおはし・ゆうき)

大橋裕紀
【写真:Getty Images】

生年月日:1996年7月27日
所属クラブ:ブラックバーン(イングランド)
2024年リーグ戦成績:22試合11ゴール3アシスト(サンフレッチェ広島)
24/25リーグ戦成績:9試合4ゴール0アシスト(ブラックバーン)

 今シーズン、湘南ベルマーレからサンフレッチェ広島へと移籍した大橋祐紀は、シーズン当初から得点を積み重ねた。7月にリーグ戦で2桁ゴールを記録すると、この活躍が評価され、28歳にして初の海外挑戦のチャンスをつかみ取った。

 新天地となったブラックバーンではデビュー戦で早速リーグ戦初得点をマークすると、ここまでリーグ戦9試合4ゴールと躍動。勢いそのままに日本代表にも初招集された。

 28歳で代表初招集となった同選手だが、彼が今一番求めているものは「結果」だろう。日本代表はここまで絶対的な1トップが決まっておらず、そのため競争は他のポジションよりも熾烈だ。

 直近では上田綺世と小川航基が結果を残し、今回は招集外だったが、浅野拓磨や古橋亨梧、細谷真大などほかにも多くの実力者を控えている。大橋に与えられたチャンスはそう多くはないはずだ。

 同選手は今回の代表ウィーク2試合では出場することが出来ず。11日に行われたサウジアラビア代表戦では、小川航基が途中出場ながらヘディング弾で貴重な追加点を決めるなど存在感を示しており、大橋としてはライバルに1歩リードを許した形だ。

 今後も代表でのチャンスは少ないかもしれないが、無下にすることなく短い出場機会で大きなインパクトを残したい。

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